2020年に新しいことアレコレやってみて、道が見えたかも

グラレコのアドベントカレンダー2020の記事です。
他の皆さんの記事は下のリンクから開いてご覧ください。

参考 グラフィックレコーディング Advent Calendar 2020ADVENTAR


まずは・・・昨年に続いて、今年も参加できて嬉しっ(⌒∇⌒)

2019年に参加した時の記事はこちら↓

あなたの代わりに描きました、だけでも良いんじゃないかな


さて、グラレコを始めて3年目が終わろうとしています。

人前で描いた回数を数えてみたら・・・
1年目(2018)は、5回
 ↓
2年目(2019)は、16回!と当社比3倍以上に伸びました
 ↓
が、今年は人が同じ場所に集まるイベントそのものが無くなったのもあり、
3年目(2020)は、2月に3回・9月に1回・10月に1回の計5回でした。
偶然にも1年目と同じ回数(;^_^A

グラレコの回数は減っちゃいましたが、今年は色々新しいことに取り組みました。
今日はそんな今年の活動を振り返りにお付き合いくださいまし。

詳しくはブログ記事で・・・と記事紹介がうっとおしい( ̄▽ ̄;)くらいにありますがご勘弁を・・・。

はじめてのオンライングラレコ&ZOOMで自分の代わりにグラレコを映す

twitterとかで見かけるたびに
 「いいなー( ̄¬ ̄)」
と思ってた、オンラインのグラレコ

ZOOMで自分の顔の代わりにグラフィック映して、最後に画面共有でデン、と大きく映して見てもらう・・・。

そんな妄想が、6月に開催された「生き博KANSAI」のグラフィッカーに参加させてもらって、一気に実現しました

グラフィックの共有方法も自分が出来る範囲で、とのことだったので、「紙に描いてる所をWEBカメラで映す」でも良かったのですが、ステイホームの時期だったのでアレコレ試行錯誤

最終的には、キャプチャーボードとパソコン経由で、iPadの画面をZOOMに映しました!

iPadで描いてる画面を自分の代わりにZOOMに映しました
iPadで描いてる画面を自分の代わりにZOOMに映しました

やってみたいな、を逃げずにやってよかった(*^^)v
イベント本編以外にも、試行錯誤の過程をまとめたらブログ記事も量産できた♪

ブログの関連記事たち

「生き博KANSAI」のレポート記事です

2020/06/08,12,13 生き博KANSAIでオンライングラレコしました!

ZOOMにグラレコを映そうと試行錯誤した記事3連発(^^)

ZOOMで自分の代わりにグラレコ映してみました!①(GV-USB2でかなり迂回したよ編) ZOOMで自分の代わりにグラレコ映してみました!②(LetsViewとOBS Studioで無線でやってみた編) ZOOMで自分の代わりにグラレコ映してみました!③(キャプチャーボード購入したぞ編)

全6回のグラレコセミナーに参加&受講生で勝手にオンライングラレコ

そんなこんなで、3年目にしてグラレコ熱が高まったところに、生き博でご一緒したグラフィッカーさんがオンラインセミナーを開催すると聞いて飛び付いたのがこちら。

6月のプレ講座

7月から8月に掛けて毎週開催された本講座6回
の計7回に参加しました。

「描く」技術については復習が大半でしたが、ある程度実践してからの振り返って大事ですね。

説明されてる内容は聞いたことがある「知ってる」ことだけど、
聞く自分自身の知識・経験が変わると「自分への入り方」が違う。

良いタイミングで頭の中が整理整頓、再構成できました。

予想外の収穫は、
 オンラインで初めまして
の皆さんとも、毎週毎週6回も続けて顔を合わせて会話してると「顔なじみ」になれる、ですね。

本編終わってからの放課後的なアフタートークも毎回盛り上がって、最後の講座が終わった後に
 このメンバーで何かしたい!
とトントン拍子に話が進んで、
 noteのイベントでオンライングラレコしよう!
と決まりました。

イベント本編とは何の関わりも無く、
 ただ勝手に描くだけ
なのですが、Messangerグループで自分が描いたグラフィックや感想・嘆き・叫び(^^;)を共有できたことで
 「チームで描いた感」
がありましたね。

それだけでは飽き足らず、後日ZOOMで各人が描いたグラフィックを見ながらの品評会まで開催しました。

同じ場所に集うイベントで、複数人のグラフィッカーの一員として描いたこともありますが、ここまでの深いお付き合いは難しい。
なので、オンライン「だけ」だとどうなるのかな・・・と思ってましたが、

◆オンラインの利点である「移動時間ゼロ・交通費ゼロ」を生かして、日を開けた複数回の会話で”顔なじみ”の関係性が出来ていた
 (同じ場所に集う場合だと、定期的に複数回同じメンバーが集まるのは難しい)
 
◆初対面からオンラインでしか会話してないので、顔を合わせた時と比べて欠損する”何か”に対する違和感が小さい
 (知り合いとZOOMで会話すると「やっぱり顔を合わせた方が・・・」になるアレ、が小さい)

の掛け算が、今回の受講生の中で成立していたので、ここまでのめり込めたのかなあ、と思います。

後は、単純に良い人たちっヾ(≧▽≦)ノ
半年経ちましたが、今でもMessangerグループでやり取りが続いてます♪

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プレ講座と本講座の記事です

2020/06/20 グラフィック体験基礎講座 -聴いて描くための「聴く」技術編-に参加しました! 「Visual Practice Space 可視化の実践&練習場」全6回に参加しました!

受講生で勝手に(^^)描いたイベントです

2020/09/02,04,05 note CREATOR FESTIVAL で”勝手に”オンライングラレコしました!

本講座を受講するたびに感想を投稿してたので、それも纏めました

2020/07/04,11,18 “Visual Practice Space”ーグラレコの練習&実践場に参加しました(前編) 2020/07/23,8/1,8 “Visual Practice Space”ーグラレコの練習&実践場に参加しました(後編)

読書感想文ならぬ読書感想”絵”

毎日片道1時間の電車通学で高専に通う道中の暇つぶしに、ひたすら図書館で本借りて読んでたら、立派な活字中毒になりました( ̄▽ ̄;)

そんな中、「読むのが好き」「書くのも描くのも好き」なので、何か出来ないかしら・・・と思案。

けども、息を吐くように文章を書いちゃうので、書評ブログとかに手を出しちゃうと「長い」・・・
書くのは苦痛ではないけれど、読むのが苦痛・・・みたいな。

あれこれ考えて、
 グラフィックを入れたら全体像が見通しやすくて、
 ちょっと和らぐかしら、

と始めたのが読書感想”絵”。

本を片手に、
 気になったフレーズ、
 ピンと来た箇所

にブックダーツを刺して、読み進める。
 ↓
3回くらい読み返す中で、最終的に10か所くらいになるように選抜
(刺したのを抜いて行く感じですね)
 ↓
勝ち残った個所を一枚のグラフィックに描く
 ↓
感想文をダダダダっと打つ。

感想の”絵”ってよりは、「私に響いた箇所の目次」みたいなもんですね。

「読むのが好き」✕「書くのも描くのも好き」の欲が両方満たされて、ええ感じです♪
前に読んだ本でもやりたいな、でも積読がいっぱいあるな、と嬉しい悲鳴Σ(゚∀゚ノ)ノ

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たまたま描く系の出版が重なっただけなのですが、ジャンルが偏ってますねえー

読書感想絵「はじめてのグラフィックレコーディング」 読書感想絵#002「なんでも図解」 読書感想絵#003「デザイナーじゃないのに!」

高校生に授業でグラレコ講座

私が所属する、関西ふくしグラレコグループ ~むす部~のご縁で、高校生に、しかも学校の授業でグラレコ講座をする機会をいただきました。

興味持って
→習って
→実践して
→最後は教える側・・・

ってのが、どのジャンルでも大きな道筋だとは聞いてましたが、まさか3年目でその流れに乗るとはΣ( ̄□ ̄|||)

授業そのものは、
 前編・後編の2回を2クラス分で合計4時間
でしたが、準備にはかなり時間を掛けました。

チームを組んだ皆さんは、講師経験も豊富で百戦錬磨

そんな皆さんが
 大丈夫でしょ、いけるいける(⌒∇⌒)
と打ち合わせで、あたたかい?声を掛けてくれるも
 いやいやいやいや、講師経験ないっすよ!今回がお初!
と叫び倒してました。

そんな小心者の私が
 進行表作ったり、
 授業で使うアイテム作ったり、
 その中で不安を叫んだりするのを、
チームの皆さんが
 全面的に受け止めた上で
 山盛りのアドバイスをもらったので、

かなり凝縮・充実した内容になった!と自画自賛( ̄ー+ ̄)

みんなが描けるようになれば・・・とは思いますが、
 まずは出会うことが大事、
 知ってるか知らないかが大きな差

なので、素直に
 「高校生がグラレコに触れるお手伝いが出来た」
ことを嬉しく思います。

・こんな表現方法があるんだ
・板書(構造化された文字)だけじゃないんだ
・絵も入れて良いんだ
・この程度の絵で良いんだ(←笑)

色んなことを感じて、誰かの何かに響いていれば嬉しいなー

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三部作になっちゃいました。ええ、書き過ぎです(^^;)
でも授業風景だけで、やってきましたー!は違うな、と思ったので、忘れた頃に自分が思い出して追体験できるように…と書きました。

2020/9/9,10,16,17 むす部メンバーでグラレコ講座してきました!①(準備編) 2020/9/9,10,16,17 むす部メンバーでグラレコ講座してきました!②(基礎編) 2020/9/9,10,16,17 むす部メンバーでグラレコ講座してきました!③(応用編)

全10回の速読講座に参加

直接描いたって話では無いのですが、
 描く・聴くための基礎・土台を強化
できたのは間違いないので、外せないな…でコレも。

「速読コンサルタント」ではなく、
「脳開コンサルタント」の呉真由美さんの速読講座に参加しました。

「本を速く読みたい!」
と門を叩いて参加したのに、最終的には
「本を速く読む行為なんてどうでも良い┐(´д`)┌」
と思ってしまう不思議な講座。

いや、速く読むことで得られることも多いので、意味がない訳じゃないのですよ。
「本を読む」って「動作の速度」を上げることを追求することがどうでも良い、って感じるんです。

確実に脳が開発されましたね。

いやー胡散臭い表現。まるで洗脳されたようにしか受け取れない(;^_^A

でも、人生にそれくらいのインパクトがあった、と感じてます。

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2019年に受けた体験講座の記事もご一緒に

呉真由美さんの子どもの脳力を伸ばせる親になる!セミナー 2019/02/18 子どもの脳力を伸ばせる親になる!セミナー に行ってきました! 呉真由美さんの速読講座@高砂を受講しました!

グラファシセミナーに参加してグラレコ写経を初体験

ココはブログ記事書いてないので、長めです(^^;)

twitterでたくさんグラフィックを見かけるようになりました。

その中でも
 異質・・・と言うか、
 流派が違うと言うのか、
 どこにも属さないと言うのか、

ずっと気になってたのが楽描人カエルン(https://twitter.com/ujisakaeruのグラフィック。
※ご本人から”さん”は付けずに、と言われたので敬称略です。

グラフィックを見てると、
 ・字が多め(絵が少ない)/絵が多め(字が少ない)
 ・単色/カラフル
 ・板書のよう/ポスターや一枚の絵のよう
 ・情報多くて混雑/余白たっぷり
みたいな切り口で、
「流派」と言うか、
「誰のグラフィックを入口にしたか」で系統が分かれるなあー、と感じてます。

が、カエルンのグラフィックは異質
もちろんいい意味で。
唯一無二、独創性のカタマリって言うんですかねえ。

それもそのはず。ご自身のtwitterプロフィールでこう書かれているので、ちょっと他の皆さんとは違う観点ですね。

オンライン・ライブドローイングを得意とするグラフィックレコーダー/カワイイ似顔絵と圧倒的な速さが特徴

楽描人カエルンプロフィール(https://twitter.com/ujisakaeru

そんなカエルンが
 グラフィックファシリテーションの講座を開催する!
 しかもお試しだから、破格のお安さ!

で飛び付きました。

参考 上司道勉強会 #33 初めての人でも大丈夫! ビジュアルファシリテーション 理論と実践・初級講座PEATIX

2回とも、
 バシバシバシっとテンポ良くワーク!ワーク!
が進み、
 ブレイクアウトルームに飛ばされては、数分でメインルームに戻される
が繰り返されて、あっという間の時間。

宿題でTwitterで見て気になってた「グラレコ写経」が出されて初挑戦しましたよ。
グラレコ写経についてはこちら。

参考 #グラレコ写経 では参加者を煽り会話を続けることを強制するのか。 #ワークショップデザインnote

宿題では写すのがA4横1枚になってて、私が描いたのはこちら。

私が描いたグラレコ写経
私が描いたグラレコ写経
グラレコ写経のお手本はこちら
グラレコ写経のお手本はこちら

35分で黒ペン描き切って、残り10分で色付け、って感じでした。
明らかに左上は余裕があるのに、右下に進むにつれてギュギュッと詰め込み感満載
「見たまま描く」の「形」はそれなりに出来ましたが、サイズ感や位置関係が全然ダメでしたね。

カエルンのグラレコの技術ももちろんですが、講座本編での話・講座後の質疑応答は、衝撃の連続でした。
(ああー、語彙が乏しいけど、この表現しか出てこない…(T_T))

周りのグラフィッカーが介護福祉系の方が多い中、カエルンはIT業界の人で同業種。
しかも、同業と言うのをためらうくらいのスキルをお持ち。
プロフィールだけでも気になること満載なのに、土台にある知識や考え方が深くて興味深々です。

先程のグラレコ写経のnoteや、このnoteを読んでしばらく
 「ああー( ゚д゚)」
と呆然としてました。

参考 読みやすい!マンガ形式のライブドローイング #MANGA_NOTATION #グラレコnote

シンプルに、これだけの知識を土台にして、あのグラフィックが生まれているのか、と。

とにかく、
 この知識に触れたいわ(*゜∀゜)=3!!
と欲が止まらないので、まずは話題に出ていた書籍を買って(まだ積読ですが)、noteも古いのから順番に読み進めてます。

カエルンから紹介あった本たち
カエルンから紹介あった本たち

参考 楽描人カエルン – KAERUN, On-Line & On-Air Doodlernote

まだ言語化できていないのですが、
 先程リンクを貼ったnoteでカエルンが書いている「無自覚」

 呉さんがよく言われていた
 「脳の引き出しが勝手に開く」「脳の良い状態を作る」

は、きっと同じことを言っていて、お2人が言われていることの根底は共通しているのだろうな・・・と感じています。

そもそも前項のプロセスもすべて無自覚で行えるようになっていることが必要である。無自覚の場合複数のプロセスが並行で行えるようになる。同時通訳が日本語を聴きながら話が終わってもいないのに英語を話はじめるのはほぼ同様な営みと考えている。
(略)
1年以上は本稿にも書いた分かりにくいGRをかいていた。コマ割りに向かない並びになっていたり、コマ割りを「考えていた」ので余裕が無かったからである。昨年末ぐらいから「無自覚でかくこと」「レイアウトを効率的に行うこと」が言語化できたことで実現したとも言える。元大リーガーのイチローの言うところの「自分で無意識にやっていることを、もっと意識をしなければならない。」にも通じると思う。(参考:「イチロー流「無意識の習慣」を仕事に応用する – 日経クロステック」)

読みやすい!マンガ形式のライブドローイング #MANGA_NOTATION #グラレコ(https://note.com/ujisakaeru/n/n47b4b6a670f0)

私も大別すれば
 「その場の議論の活性化」
よりは
 「記録」「共有」
を重視する派
なので、自分が進みたい方向性としてはこっちなのだな、としっくり来ました。

ただ、霧が晴れて道が見つかったのは喜ばしいですが、
 見えた途端に、この道のりは遠いなー(゚∀゚)
と思ったのも確か。

それに、
 なるべく要約しない、
となると
 究極は「見やすい速記」
になりそうで、無意識に描ける能力が持てたとしても、それはそれで
 情報過多で読む気がしないんじゃないのかな
とか思ってみたり。

まだ無意識に描ける能力も無いのに何言ってんだ!Σ\( ̄ー ̄;)
って怒られるかもしれませんが

とは言っても、今年一年手探りでアレコレやってみたおかげで、年の最後に
 「こっちに進もうかな」
と思えるものに出会えて良かったです(^^)

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