6月に参加したグラフィック体験講座がとても楽しく、充実していたので本編に当たる全6回の講座にも参加しました。
講座全体の記事も書こうと思いますが、参加後にFacebookへ投稿していた感想もまとめたので、お時間あれば…。
体験講座の感想記事はこちらです。
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2020/06/20 グラフィック体験基礎講座 -聴いて描くための「聴く」技術編-に参加しました!
では、1回目~3回目の感想です。
Shift 01:7/4
“Visual Practice Space”ーーグラレコの練習&実践場
【Shift01:可視化の基礎トレ ~描いて・書いて・きいて・かく~】
に参加してきました。
全6回の初回と言うことで、先月の体験講座と重なるところもあり、ゆったりとした感じで進みました。
運営の外崎 佑実さんと肥後 祐亮さんの空気感に溶け込む人たち…”飼い主に似る”的な感じ😁で穏やかな人たちが集まってきて、今回もとても良い場でした。
感想をいくつか…
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ペアワークで話し手、描き手の両方を体験しましょう、とやってみた感想をシェアした時に、てっきり描くことの難しさが挙がるかと思ってたら、
「描くのが追いついているかしら、と気になった」
とか
「今喋っても良いか迷った」
と、
『書き手を気遣う、話し手側の難しさ』
が出て、とても新鮮でした。
個人的には描き手で呼ばれる時は、描く、だけで話すことは無いなのですが、この手のワークだと短時間に
「はい、話すこと考えて」💦
「じゃあ話してください」💦💦
「時間は5分です」💦💦💦
と、初めましての人相手に話さないといけないので、相手のことを気遣う余裕なんて1mmもありません(^_^;)
でも、自分が描けないから、相手も描くのは大変だろう、って気遣い、素敵ですね。
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今回も本編終了後のアフタートーク、質疑応答が盛り上がって1時間。
そこで挙がった中で
『議事録とグラレコの住み分け、使い分け』
が頭に引っかかったので、描いてみました。
元々濃厚な議事録を書くけど、字の濃度が高過ぎて読めん、と言われたのがグラレコ始めたきっかけでもあるので、持論をワーッと喋っちゃいましたが、最終的には
『用途による』
って面白くもなんともないところに落ち着くんでしょうかね。
グラレコもどんなものを求められているか、で描き方が変わってくるのと同じで、「描くこと」でおしまいにせずに、
「描いてどうしたいか」
「どうするために描くのか」
って、描いた先、のことを考える余裕が持てると二者択一から広がるんでしょうね。
この後5回も楽しみです(^^)
Shift02:7/11
先週に引き続いて、“Visual Practice Space“ーグラレコの練習&実践場「☆Shift02:紙の上のスペースと基本のレイアウト~」
に参加しました。
リアルな「同じ空間に集まるセミナー」だと、交通費などを考えると、複数回の講座に参加するのは難しいので、どうしても一回だけのものになっちゃいます。
そうなると、初めましての方ばかりになるのですが、今回は全6回の連続講座なので、
前回も見た方ですね(^^)
と、知り合いのいる安心感があります。
2回目でもうこの感じなので、6回終わる頃にはかなりのお知り合いになれるかしらー、なんて思ったりしてます♪
さて、今回も感想です。
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今回のペアワークでは、「ざっくりしたレイアウト」と「質問する順番」(大事なことが時間切れにならないように、この順に聞きましょうね、的な感じ)の指定がありました。
普段のグラレコは、黒板の板書のように、
左上スタートで下へ。下の端まで来たら隣の上へ
、と│││の感じで描いてるのですよ。
なのになのに、今回は質問する順番の都合もあって、描くのは
右→左→中央
の順。
目標に向かうイメージで
現在地→向かう過程(課題)→将来の理想
って感じの出来上がりイメージなので、必要性は分かるんですよ。
理想→現在地→過程、の順に聞きましょう、も分かるんですよ
でも、枠組みが決められてしまうと、どう配置していいかすら分からなくなりましたね。
描けない訳じゃ無いですけど、戸惑う、ペン先をどこに着地させたら良いのか、って感じでしょうか。
全体での感想シェアの時間に
「右から描くのがとんでもなく気持ち悪かった」
と素直に共有しておきました…(^◇^;)
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本編と同じくらい濃ゆいアフタートーク。
今回も気になるパワーワードがたくさん聞けたのですが、
「視覚的に見せるために、ビジュアル言語を手に入れる」
が響きましたね。
考え方をこっちに向けられると、「絵」とか「字」ってただの表記方法の一つでしか無いんですよ。
絵、字、表、図、イラスト、絵文字、色・・・
何かを視覚的に見せるために、使ってるただの道具なのですよね。
「描く」って行為で固定化しないのなら、身振り手振りもビジュアル言語の一つ、は何か頭の中で崩れましたね。
極論、目的が達せられたら何でもアリ、最適解は1つじゃない。
私のグラレコは文字多め。
だからこそ、構造化やブロック化して「呪文のような文字の羅列」を「視覚で捉えて理解し易く」する必要性に駆られてるのかも知れません。
ブログやメールは、グラレコ以上に「テキストだけでの勝負」なので、グラレコを始めてからは、より意識して書いてる気がしますね。
自分の中では良い相乗効果のような気がします。
自分の興味がくすぐられる話を教えてもらい、放課後の教室のようにマニアックな話をする…土曜の夜に充実した時間を過ごさせてもらってます(^-^)/
Shift03:7/18
“Visual Practice Space“ーグラレコの練習&実践場
「☆Shift03:「きく」⇒「?」⇒「かく」 ~比べて見つける学びの種~」
に参加しました。
初参加の方もいらっしゃいましたが、随分顔見知りの方が増えて「ゼミ感」が出て来ましたね。大学行ったこと無いので、実際のところは分かりませんが(^◇^;)
では感想を…
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この講座の体験版でもお話しされてた聞く、のコツ。
やっぱりこの説明は秀逸。
「全部描けないのは当然」
って安心できます。その後のワークで話題に出ましたが、プロの野球選手でも3割でトップクラスなのだから、取りこぼさない10割なんか無理よね♪って考え方、大事だと思います。
実現不可能なゴール設定はしちゃ駄目、って言いますもんね。一生達成できないですし。
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講師から紹介された2つのコツに3つ目を増やすなら…ってワークで私が挙げたのは、「聴くために描く」。
「(息を)吸うために吐く」
と同じ感じでしょうか。
紙が白紙だと「描かなきゃ」って圧に押しつぶされて聴くどころじゃなくなるので、とりあえず一筆目を入れてしまえば「描いた」って事実が自分の目に入るので安心できる=「聴く余裕ができる」って考えです。
吸う←→吐く、ってサイクルと同じで、聴く←→描くってサイクルを自分で回し出せれば、良い流れが作れると思います。
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参加者の中では描いてる側なので、先輩風吹かせてるって言われるかしら…と思いながら、思ったことをお話ししてます。そのお話したことを意識してワークに取り組んだ、と言ってもらって小躍りするくらい嬉しかったですね。
だんだんワークの実践濃度が濃くなって来て、手に汗握る場面も多くなって来ましたが、その反面楽しくなって来たのも確かですね。全6回のうち3回が終わったので、来週からは折り返し。楽しみです。
4回目~6回目の感想後編はこちらです。
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2020/07/23,8/1,8 “Visual Practice Space”ーグラレコの練習&実践場に参加しました(後編)