何度か書いてますが、テトリス好きなのですよ。
整理整頓とか収めるとかが心地よいのです。
その流れで図解も好きです。
どうしても文章長めになる私ですが、図表で表現すると、
言いたいことがひと目で示せる
ので、「何言ってるか分からないんですけど」で始まる無駄なラリーをすっ飛ばして、本質的なお話ができます。
そんな私がFacebookで見かけた「日本図解協会」
ネーミングからして、食いつかない訳が無いですね。
その協会の代表理事、多部田さんが書かれた「図で解りあえる技法」の出版記念セミナーが開催されたので、参加してしました!
日本図解協会
↓
https://www.zukai.or.jp/
イベントページ
↓
https://smart.reservestock.jp/event_form/index/385710
独りよがりじゃなく「しっくり来ましたか?」と問う
イベントページに紹介されてる通り、”8つのフレームワーク”を1つずつ使い方を解説→演習をする流れでした。
マトリクス型とか、フレームワークそのものは以前から知ってるものばかりではありましたが、改めてこういった場面で使う、と聞くと理解が深まりました。
でも、フレームワーク個々の使い方、ももちろんですが、本のタイトルにもなっている「解りあえる技法」として使うための心構え的なところが聞けたのが良かったです。
「相手が解るかどうか」は、自分では分からない。
当たり前じゃないの、と思うでしょ。
でも、行動がそうはなっていないんです。
練りに練って、これで解るだろ!どうだ!的に突きつけてませんか?
あれこれ詰め込みすぎて、情報過多になっていませんか?
相手を言いくるめて満足していませんか?
もちろん細かいところまで考えるんです。
でも、それをそのまま出すんじゃなくて、簡潔に表現して相手の反応を確かめるんです。
そう、その時には「しっくり来ましたか?」
次の一手は、相手の反応を見て決めれば良いんです。
足りなければ情報を付け足し。
先に出し過ぎるから、情報過多になっちゃうんです。
だって、「私が伝える」よりも
「相手が解る=しっくり来る」が大事なんですから。
まずは関心を引いてから。細かいことはそれから。
会社でも良くあります。
「そのこと」についてずっと考えた人が、
練って練って練りに練ってビッチリ書いてある資料。
でもね、説明受ける方は初見ですからね。
初見で緻密な資料を説明されても、待って待って、って言いたくなるよね。
だって、初見ですからね。
一瞬であなたが掛けた時間には追いつけませんって。
だからこそ、「雑な図解」でまずは「関心を引く」。
この一手が大事なんです。
関心を持ってもらったら、向こうから細かいこと聞きに来ますから。
そうなったら、こっちのもんですね。
この流れに持ち込むためにも、「手描き」の「雑な図解」が有用なのです。
めっちゃキレイに一分のスキもなくパワポで作られた資料って、完成されてて何も言えない感じしません?
まだ受け入れる余地ありますよ、って方が意見を出せて、反映してもらえる=協同で作る感じが出るんじゃないですかね。
手描きならその場で描き足しが出来ますし。
だからと言って、適当な未完成で出して良いって訳じゃないです。
ですが、相手に「しっくり来ましたか?」と聞く余地は残したいですね。
懇親会までの間にフレームワーク使った自己紹介
予定通りに本編が終わったら、懇親会が始まるまでに結構な時間が有ったので、急遽「フレームワークを使った自己紹介」タイムに。
なかなか考えがまとまらず、皆さんのをフンフンと聞いてたら、そろそろ移動しましょか、と時間切れになっちゃったので、ここで描き残しておこうと思います。
テーマはグラレコです。
十字ベクトル型を使おう!はすぐに決まったものの、軸で悩みました。
絵⇔文字
感情を表現⇔ロジカルに表現
エモーショナル⇔ロジカル
記憶⇔記録
印象⇔事実
あれこれ考えて、
抽象的⇔具体的
確定⇔進行形
の2つの軸にしました。
その場の発言を描き留める”議事録派”なので、整理をする一助として、今日のフレームワークをサッと使いこなせるようになりたいですね。
話を聞いた瞬間に
フレームワークに当てはめる
↓
着地点の分からない話を流し込んで行く
って、とても難度の高いことなのは分かっていますが、この領域を目指すには必要な武器・技術かと思います。
そんなことを考えさせてくれた、今回のセミナー。
やはり著者の方から生でお話聴くと、本を読むだけでは得られないものがたくさんありますね。
余談ですが、筆者の多部田さん、1979年生まれで同い年なのですねΣ(゚Д゚)
私もメーカー勤務の身なのですが、のほほんと働いてるわあ(^_^;)