『ライターの価値は「味噌汁の作り方を分かりやすく説明できるか」で決まる』のか!やってみた!

昼休み。弁当食べながらTwitterをスルスル見てたら、こんなツイートが。

ビビビッと来ましたね。これは書かなあかんでしょ、と言うより書きたい、と何故だか盛り上がってevernote相手に勢いよく書いてみました。
ではここから味噌汁のお話。


さて、早速ですが味噌汁が食べたいので作ります。
まずは味噌汁の具を考えましょう。味噌汁は「味噌」の「汁」とは言うもののほんとに汁しか入って無かったら悲しいですね。温かくてもほっこり出来ずに、お箸でお椀の中を「何か入ってるはずだ」と探し回ってしまいますね。なので、何の具材を入れるか考えてみましょう。

具は3つの理由から「豆腐とワカメ」にします。

何を入れましょうかね。あなたの一番好きな具材は何でしょう。ジャガイモ、玉ねぎ、大根、人参、ネギ…色々ありますけど、忘れちゃいけないのは「自分で作る」ってことです。食べたいもの=作れるもの、では無いのです。と言うことで、確実に食べられることを念頭に置いて選んでみます。
少ない味噌汁作り歴の中から選抜されたのは…ジャン!「豆腐とワカメ」です!

豆腐とワカメを味噌汁の具に選んだ理由は3つ!

理由1:料理の技術が要らない

大本命の野菜は皮むきのハードルが高い。慣れない人が刃物使うのは危ないですよ。かと言ってYの字型になってるピーラーも油断なりません。過去に何度手前に引いた時に自分の手首をザクっとやりかけたか。なので皮があるものはお引き取り願いましょう。無事にむけたとしても、やれ生煮えにならないように大きさを揃えるだの、入れる順番がどうだと、面倒くさい。なのでやっぱり野菜はパス。

理由2:そうは言っても「料理やってるぞ、感」は欲しい

欲しがりなので、あのお母ちゃんが台所でやってた「豆腐を手のひらに乗せてサイコロ状に切る」に挑戦です。これをやれば、ああ料理してる!してるわ!と満足感に浸れることでしょう。ん?上手に切れるか分からない?良いんですよ、適当で。綺麗なサイコロにならなくったって「満足感に浸る」のが目的なので、上手く切れなけりゃ最後は手で崩してやればいいんです。ただ、白和えとかおからレベルまで粉砕すると、味噌汁感が無くなるので注意ですが。
あ、あと手のひらをザクっとやると、紅白でめでたいわーなんて言ってられないので、無理せず手前で刃は止めましょう。寸止め狙いたくなりますが、勇気ある撤退も時には必要です。

理由3:どっちも火が通らなくても食べられる

どちらもそのままで食べられるので、煮えたかな?まだかな?って探りを入れなくて良いので、温まったな!と思った時が完成!なのが楽です。仮に温まってなくても、ヌルいけど火傷しなくて済んだ!とポジティブシンキングになれば丸く収まります。

用意するもの

  • 豆腐
  • 乾燥ワカメ
  • 出汁パック
    スーパーでほんだしとか並んでる棚にあります。顆粒や粉末を溶かす方が簡単ですが、煮出すことで料理してる感がより一層盛り上がります。
  • 味噌
    ”赤”でも”白”でも”田舎”でも”合わせ”でも、お好みで。白を食べると正月の雑煮を思い出します。実家の味噌汁って年取っても覚えてるものですね。

さあ、これらの材料が家に揃ってるところからスタートです。

作り方

1 鍋に水を入れる

分量を迷いますね。味噌汁で腹一杯にしたくはないので余ると嫌だし、かと言ってお椀に半分だけだと切ない。底の方にチョロっと溜まってるだけだと、前世で何か悪いことしたか?と悲しくなるので、測りましょう。でも、〇〇ccとか言いません。逆算で味噌汁入れるお椀に水を3分の2位入れて、その水を鍋に入れましょう。具材が入る余裕は欲しいけど、沸騰して蒸発すると減るし…とか考えるとややこしいので、目分量で。

2 出汁パック1個を鍋に入れる

3 鍋をコンロに乗せて加熱

4 お湯が沸騰するまでの間に豆腐を切る

さあ、本日のメインイベントですよ。料理してる感が最高潮です。まずは豆腐のパックを開ける時に、中に入ってる水がバシャっと出ないようにご注意を。もしくは水が出ても良いように、シンクの上でやるとかリスク管理をお願いします。手のひらに豆腐を乗せて、包丁で縦横に…と行きたくなりますが、まずは手のひらと同じ方向に包丁を動かして、豆腐を薄い2枚にしてやりましょう。
これが終わったら、手に対して垂直に包丁を動かして縦横に切れ目を入れる。くれぐれも寸止めなんて高等テクを狙わず、半分超えたら引き上げる位で。もし切れてなくても鍋に入れる時にばらけるので大丈夫ですよ。

5 沸騰したら豆腐を投入

手の上にある豆腐をそのまま鍋に入れましょう。鍋の上に手を持っていくと蒸気でアチ!と豆腐をばら撒くことになるのでご用心。斜め横からスンと登場させて、静かに流し込みましょう。あまり高いところから入れると、お湯が跳ねてこれまたアチ!となるので気をつけて。

6 しばらくボコボコしたら消火

豆腐をどの位の時間煮たら良いかは、適当です。大丈夫。豆腐は冷奴でそのまま食べられるんで、火が通ってなくてもただヌルいだけですよ。

7 鍋から出汁パックを取り出す

熱いのでご注意を。ポタポタ垂れるお汁にも気を払ってゴミ箱にポイ。

8 味噌投入

うちでは味噌マドラーなるものを使ってるのでそれ一杯、であら美味しい。なのですが、無かったら…うーん。少しずつ入れましょう。小さいスプーンとか小さじとか、入れる⇒味見⇒足りないわ⇒少し足す⇒・・・を繰り返しましょう。間違っても入れた味噌は取り返せないですからね、ガンと入れて濃い!ってならないように、ちょっとずつ。

9 ワカメ投入

入れたら水を吸って大きくなるので見守る。

10 出来た味噌汁をお椀によそう

ワカメをしばらく見守ったら、全部お椀に入れましょう。まだ早いかな、と思っても大丈夫です。お箸用意したり、お椀を持って机に移動してる間もワカメは汁に浸かってるので、食べる頃には柔らかくなります。

11 いただきます

ほっこり。

まとめ

子供が新生児の頃にひたすら作ってたおかげで、記憶の範囲で書けました。さて、元々の主旨のわかりやすく伝える、は達成できたのでしょうか。
でも、何だろうこの爽快感。思うままに書けるのは楽しいですね。

三記事目にして楽しい企画に出会えてよかったです。会社やめたろーさんに感謝。

では、このへんで。

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