電車好きの子が居ると、鉄道イベントによく行きます。
今まで行ったのはこんなトコ
→ 山陽 鉄道フェスティバル2017に行ってきました
→ 2017/11/3 「ふれあいフェア2017@網干の車両基地へ行こう!」に行って来ました!
→ 2017/12/16 JR加古川線 厄神車両基地見学会に行ってきました!
基本は鉄道会社の車両基地での開催なので、広さや人気の兼ね合いで抽選になるところも多く、これがなかなか当たらない( ノД`)
うちの子が大好きな阪急電車のレールウェイフェスティバルは、春と秋の年二回も開催されてるのに当たらないのです。
でも、ようやくご当選ハガキがうちにも届きました!!
天気予報で当日は雨。前回の昨年秋は悪天候で中止。
まさかまさか( ゚д゚)…とビクビクしてましたが、7時時点で中止の情報は無し。阪急電鉄のホームページを何度も確認しましたよ。電車の中で。
抽選とは言っても混雑確実なので、7時には地元駅を出発していたのです。結構な大雨の中でしたが、バッチリ阪急を堪能してきました!
もくじ
京都線運転係の物販
こないだの神戸高速の時に「ラリー好き」だと判明した我が子のために、とにかくクイズラリーは完走するぞ!と雨も人も少ない内に順番に回ろうと急ぎました。
→ 2018/04/09 神戸高速線開通50周年記念スタンプラリーに行って来ました!
なので、入口すぐの各鉄道会社ブースはスルー。
でも京都線の物販は、人が少なめだったのとラインナップが気になったので足が止まりました。
運転士さんが自分の前に置く時刻表(こっちはすごい人気で、制限時間区切って選ぶ方式。朝イチでもう長蛇の列)に、どこまで進んだかを示すためのマグネットが妙に気になる。
これと阪急電車の塗り絵、お名前シールを購入しました。
業務用自動車の試乗
阪急タクシーと阪急バスを横目に進むと、朝イチだからか案外人が居ない。
お、ここがマナブンジャーショーの会場なのね、と思ったらお客さんが座るシートが雨で濡れてる。
そこを社員さんが一生懸命雑巾で拭いてたのが印象的。人気のイベントって書いてたので、雨強くならなけりゃいいんだけどなあ。
少し進むと、作業服を着て業務用車両の試乗させてくれるイベントがあって寄り道。制服系の写真は撮っておきたいですからねえ。
人がまばらなので皆さん歓迎してくれたけど、うちの子は眠たいのか、電車じゃないからか、ボンヤリした表情でテンション低め。
踏切設備の操作体験
試乗してる最中から隣でカンカン警報音が鳴ってて、子供はフリキリ!フリキリ!(彼はフミキリ=踏み切り、と言いたいのです)と、気になってしょうがない。
網干の車両基地で押して以来の大ファンである「非常ボタン」が公式に押せるチャンスに興奮が止まりません。
って言っても、ボタン押すだけなので絵面は地味ですね。
券売機&改札機の利用体験
お次は乗車券を買って、自動改札機に通す一連の流れを体験。
PiTaPa使ってる身としては、ICカードだったら買う手間も省けて良いよねえ、切符って最近買ってないなあ、くらいですが、それは大人の感想。
子供にとっては、いつも「やらせてもらってる」ことが、「自分のタイミングでやれる」のは嬉しいんですね。
はにかみなのか、喜びなのか、はたまた誇らしげなのか、よく分かりませんがいい笑顔してました。
物販のコーナー
食べ物のブースがめっちゃ空いてたのですが、さすがにまだ昼ご飯には早いのでTシャツだけ購入しました。
子供は成長するのを見越して、大きめのサイズをチョイス。
ブースの反対側に古い電車が展示されてて、表示幕の「救援」にびっくり(゚∀゚)
オリジナルカレンダー製作
工場の中を歩いていると、小学生以下の子供を連れた家族限定で、撮影した写真でカレンダーを作ってくれるとのこと。
今はまだ列が短いけど、すぐに長くなるな、との直感で並ぶことに。その直感は正解で待ってるうちにどんどん列は長くなっていきました。
帽子かぶって、家族3人で敬礼して車両の正面でパチリ。
帽子の種類もたくさん有って、運転手さんや車掌さん、駅長さん、女性用のも準備されてました。
初めは渡した携帯で撮って、続いてカレンダー用のカメラで撮影。何も言わなくても携帯で撮ってくれるのは有り難いですね。
撮影して少し待ったら、プリンタで印刷されたカレンダーを受け取り。
確かに後日の郵送にすると、発送の手間も個人情報の管理も面倒なので、その場で渡すのが得策ですね。
写真のバックにある電車、実は車両の正面部分だけなので横から見ると薄いんです。
かと言って一枚絵のパネルでもは無くて、実際の電車の顔部分をスライスしたのかしら、と思わせるくらいの精巧さでした。
半年に一回の祭りで使うから作ったんかなあ、阪急太っ腹やなあ、と言いながら見てました。
これを見てたら、山陽電車は郵送だったのでかなりの手間掛けてたんやなあ、と関心。去年は普通の紙だったけど、一昨年はラミネート加工までしてくれてたし。
→ 山陽 鉄道フェスティバル2017に行ってきました
連結器の連結・開放
うちの子は、新幹線の「はやぶさ」と「スーパーこまち」が鼻先で連結するのが大好きで大興奮。同じぐらい電車の連結も、ガッチャン、と音を再現するくらい大好物。
工場を歩いてたら「連結器の連結・開放」って素敵な看板が出てて、やる?と聞いたら即決でウン!と言うので結構な列でしたが並びました。
レバーを引くと、連結器が離れて、離れたところでまたレバーを引くと、離れた連結器がぶつかるようにくっ付いてガッチャン、連結完了です。
車両が無いので何とも地味ですが、見事連結と解放の操作が出来て満足げな表情でした。
クイズラリー完走!
残る4番目と5番目を順に回って、クイズラリー完走!
交換所へ向かうと、この頃から雨が強くなってきました。大粒の雨が叩きつける中、傘差しながらテントへ。
景品は折り畳めるペンケース。一個だけかと思ったら、入場証に書いてある人数分=3個もらえました。太っ腹だね阪急。大雨の中でもテンション上がりました。
グラレコのペンでも入れようかな。紐が付いてるから首から下げられるし。
35tクレーンの実演
大型クレーンは何度見たか(見せられたか)分からない「鉄道基地 阪急電鉄」のDVDでバッチリ予習済です。
車両がクレーンに釣り上げられて移動するのは、テレビの画面を通しても迫力があったので実物が動いたらすごいんだろうな、と興味津々。
こちらも子供のリクエストで何度録画を見たか分からない、NHKの「鉄オタ選手権」でも車両工場に行ったら登場するのでこれは外せません。
「鉄道基地 阪急電鉄」
→ http://vicom.co.jp/mt/2014/12/4061.html
「鉄オタ選手権」
→ http://www4.nhk.or.jp/P4138/
見学場所が決まってる訳ではなく、ロープで仕切られた通路から自由に見る感じ。
10分前に行ったらまだ人が少なかったので、かぶりつきの良い位置をキープ。だんだん人が増えてきて、通路の端から端まで人がぎっしり。
天井近くにあるクレーンが降りて来て、クレーンから鉄骨を差し込んで車両を下から持ち上げる感じにセットします。
その後警報音が鳴り響く中、少しずつ上昇して行って天井近くまで上がります。それだけでも迫力満点ですが、続いて平行移動。
釣り上げた車両の両側にある車両の上を行き来します。ちょうど車両の真ん前に居たのですが、目の前で(上で)電車の上に電車が重なるのは圧巻でした。
単に電車が上がって横移動しただけではありますが、あれだけの巨体が動くのは迫力満点。うちの子は、クレーンガンバッテー!と応援。ピュアですなあ。
電車装置及びパネル展示
そのクレーンのお隣にパンタグラフが見えてて、コレヤル、と子供が譲らない。
何回も折れ曲がった列が続いてるので、ずっと待たないとあかんけど待てる?と聞くと、マテル、と宣言。
これ終わったら帰るつもりやし、本人がここまで言うなら並びましょか、と列へ。
途中、列を区切る三角コーンやら棒やら魅力的なものが置いてあったけど、ジッと並んで小一時間。いよいよ順番が回ってきました。
体験用に運転手と車掌が操作する電車装置が1つにまとめられてて、前照灯やらパンタグラフ、その後は車内アナウンス。マイク持って、トビラガシマリマース、と上手に喋った後はドアの開閉。
まとめ
- 雨降りだったのは残念だけど、社員さんの仕事がとにかく丁寧。荷物預かるテーブルを受け渡しするたびに拭いたり、グラウンド整備のトンボみたいなやつで水たまりできないように水をはけさせたり、モップで拭いたりと、安全第一。
- 装置が豪華で手が込んでる。カレンダー撮影の車両前面やパネル装置。「工場にあるもの」だけじゃなく、「見てもらう」「触れてもらう」ためのものがたくさんありました。
- どうしようも無いことですが、駅から車庫までの道が狭いし階段があったり曲がってたりとかなり入り組んでる。抽選制でもかなりの人混みだったので、押し寄せると危ないですね。
- これもどうしようも無くて、自分もそのうちの一人ですが、人が多いですね。毎年春と秋の年2回やってても、これだけ大勢の人が来場するってことは阪急人気恐るべしですね。