デザイン本を何冊か読んで、
デザインのセミナーにも参加して、
知識欲が満たされたなー♪と思ってたところに、facebookで飛び込んできたこのセミナー告知!
https://www.facebook.com/events/386373542132445/?ti=cl
医療にも従事してないしー
介護にも従事してないしなあー(´・ω・`)
と思案してましたが、他業種でも大歓迎!と書いてあったので、歓迎してくれるのなら(^^)と参加して参りました!
メディカルプレゼンテーションラボ
予備知識なく参加したので、後付ながらセミナーを主催されてるメディカルプレゼンテーションラボ、について調べてみました。
ホームページはこちら
http://yuckie1981.wixsite.com/mplab
今回のプレゼンセミナーは
「スライドデザイン」
「ストーリー構成」
「スピーチ」の三本立て。
「『伝えたい』を形にする」として、他にも、グラフィックレコーディングの講座もされているので、ホームページから「セミナー」のタブを開いてみてください。
さて、今回の講師は神戸担当の島田さん。
開始前に名刺まで頂いて、とてもフレンドリー(^o^)丿
やっぱり特化すると内容が深い
先日参加した「非デザイナーのための勉強会」は、広く、まんべんなく知識を吸収する、って観点では120%満足だったのですが、いかんせん間口が広いと一点集中、とはいきません。
それに、あの濃さで広く深くお話されたら、一日あっても足りないでしょうし、知恵熱で頭がぶっ飛んでしまいます(^_^;)
→(関連記事)2019/01/15 明日から役立つ「デザインの基礎」講座│非デザイナーのための勉強会 に行ってきました!
その点では今回のセミナーは「プレゼンのスライド」に特化してて、私が欲してる知識をピンポイントで撃ち抜いてくれてます。
今回もスケッチブックを持ち込んで、セミナーの内容をグラレコして来ました。
島田さんにブログでの公開を相談したところ、快諾頂きました。ありがとうございます。
投影されるスライドももちろん、スライドの集合体である、セミナーでのお話も構造化・整理整頓されていたので、何と言っても描きやすいです。
会社では、会議の時にホワイトボード相手に、自主的な勝手書記をやること多いですが、まあーまとまってない話の書きにくいことったら、ありゃしない。
(会社は字だけなので、”描く”じゃなく”書く”なのです)
無限ループで現在位置を見失って、勝手に振り出しに戻る、とか…(・へ・)マッタクモウ
むしろ、セミナーの内容が詰まっていたので、“読み手目線”でギュウギュウ詰めにならないよう、「余白を確保」することをかなり意識しました。
どう映像化するか、話の核を抽出するか、を悩みながら描きましたが、今日のセミナーだったらどこを切り取っても、グラフィックの収まりは良かったんじゃないかと思います。
講座の感想
「伝えようとする気持ち」と「伝えようとする努力」
プレゼンのスライドって、「伝えよう」とする気持ちが起点にありますよね。
でも、あれも伝えなきゃ!これも伝えなきゃ!と詰め込んでいくと、ギュウギュウ詰めになっちゃいます。
ありがちです。私も良くやりますし、良く見ます。
実家に帰ったら、ものすごい量のご飯が出てくる、みたいな(^_^;)
良かれと思ってのことなんですよね。
でも、一方通行では伝わらないんです。
情報量が多けりゃ多いほど良い、って訳じゃないんです。
これは、セミナー中盤に登場した「伝えようとする努力を惜しまない」に集約されています。
伝えたいんだったら、伝わるように努力しなさいよ。
そこで手を抜いちゃうと、せっかくのあなたの想いが伝わらないよ。
そう言われた気がしました。
その伝えるための努力をする時に押さえておきたいのが、デザインの4原則であり、4つの構成要素なのですね。
ビジーなスライド
1つ前と主旨は同じなのですけどね。
「ビジーなスライド」って言いたいだけです。
今まで、
- ギュウギュウ詰め
- 混雑してる
- 絵がうるさい
とかのキーワードで表現してたのですが、何か「ビジーなスライド」って言った方が格好いいじゃないですか(^^)
確かに、情報量が多いスライドって、目をたくさん動かさないと読み切れないので、文字通り「忙しい」ですね。
目からの情報量は少なめに、その分耳からの情報量が多くなるような発表・スライドを目指したいです。
Less is more.
近代建築の三大巨匠 ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ が提唱した言葉。
「少ないほど、豊かである」
Simple is Bestのように「良い」とか、「洗練されている」などは聞いたことありますが、「豊か」の切り口は初めてでした。
頭の中では「清貧」って単語が出てきましたが、理解するにはまだ時間が掛かりそうです。
失敗から学ぶ
セミナー途中にあった2つのワークはどちらも「ダメ出し」
島田さんご自身が昔作ったチラシなどを見て、ココは直した方がいいよね、って箇所を挙げていく方式。
難しいものもありましたが、ほとんど直感で分かるばかり。
でも、よく同じようなものを見かけるし、作っちゃう。
今日のセミナーで教えてもらったことを、「頭に知識として入れてスライド作り」するのはもちろんです。
が、自分が作ったものをひと呼吸置いて、「他人が作ったもの」としてダメ出しする過程は必要なんだな、と実感しました。
「どこがおかしい。こう直した方が良い。」と具体的に言えなくても、パッと見て違和感があるなら、それはそういうことなんですよ。
自分の直感を信じましょう、ってことなのですね。
失敗スライドのサンプルで出て来た、Powerpointに入ってる背景が青いスライド。
一時期ドはまりしてましたね。
青色が好きってのもありますけど、何か宇宙な感じ(〃ノωノ)がして好んで使ってました。
が、今思えば
- 白黒印刷したら真っ黒でトナー使いまくりで、よろしくない。
- 深い青地に白色文字なので、画面でも見づらくて、よろしくない。
- 背景色が濃いので、結局負けないような原色のパーツを使うものだから目がチカチカして、よろしくない。
ええとこ一つも無かったですね( ̄▽ ̄;)
知識を体系立てて教えてもらうことも大事。
でも、今回のように作って作って試行錯誤してたどり着いた解を共有してもらうと、そうよねそうよね(^▽^;)と共感するところが多かったです。
「講師と受講生」ってよりは勝手に「同士」な感じがして、自分自身でも吸収が早かったように思います。
冒頭に書いた通り、MPLab.さんでは他にも色々とセミナー開催されているので、私のように医療関係でも介護関係でもないし…と二の足踏んでる方にも、ぜひおススメです!