良くある住んでる町が企画した講演会。
広報誌と一緒に配布されたチラシに目は止まったものの、初めはふーんと思っただけで置いてました。
数日後に、今度は息子が通うこども園からご案内。
2度もご縁があるなら行けってことねー、と参加して参りました。
講師はおもろいおっさん
講師はこどもコンサルタントの 原坂 一郎 さん。
他の表現を探したものの、私にとっては最上級の”おもろいおっさん”しか出てきませんでした。
とは言え、ただご陽気なだけの方ではありません。
全国あちこちで講演されてて、経歴見れば見るほど、何でこの先生が播磨町に…?と住民でも首をかしげるほど(^^)
公演中も「原坂ドットコムまで」とご自身のホームページを宣伝されてて、覚えちゃいました。
原坂先生については、その「原坂ドットコム」を開いてみてください。
こどもは100%変わる、とは
軽妙な語り口で、ご自身で講演や研修は楽しくないと!と言われてた通り、
「コウエン(ー_ー)」って固い感じじゃなく、「こうえん(^。^)」みたいな、終始朗らかな雰囲気でした。
講演の内容は例のごとく、スケッチブックにグラレコして来ました。
講演終わってからロビーでお見送りされていた原坂さんに、現物お見せして公開しても良いか訪ねたところ、「OK、OK、僕は写真も動画もOK、どんどん拡散してください」と笑顔で快諾頂きました。
こんな感じです。
一番印象に残ったのは、
『子どもに対して掛けてる言葉、相手が大人でも同じ言葉使いますか?』
具体的にやってしまいがちな場面を挙げて、身振り手振りを交えてお話されたので、それはもう講演と言うより、漫談のよう(^○^)
グラフィック2枚目の左端がその箇所です。
笑って聞いていましたが、「大人が言われて嫌なことは、子どもだって嫌だ」ってストレートなメッセージに、ああーそうよね、と頭の中でうなだれてました。
一切反論の余地がない、分かりやすい話。
でも、例で挙げられていた言葉たちは、子どもに向けて「言ったことがある記憶しかない」言葉ばかり。
赤ちゃん言葉で話し掛けるのは何か違うな、と思って新生児の頃から、大人相手と同じように話し掛けてましたが、ただ「話してる言葉、文字ヅラ」を”大人向け”にしただけで、内容は”大人向け”にしてなかったのだと気づきました。
子どもの言葉を否定をするつもりは無かったですが、見事に否定してたんですね。
話し掛けられた大人側の反応が変われば、子どもの反応も変わって、良い方に転がっていく、とのお話はとても納得できました。
後半は歌謡ショー
これしかタイトルが浮かばなかったですね。
佐々江 辰弥さんが登場されて、”歌とともに伝えるメッセージ”として、お話に合わせた歌を5曲披露。
佐々江さんのホームページ→https://team-viola.jimdo.com/
格好ええ兄ちゃんがええ声で歌うなーと思ってたら、最後の曲は原坂先生もデュエット。しかも振り付きΣ(゚Д゚)
その後、半ば本編に組み込まれていたかのようなアンコールでもう一曲。今度はピアノを演奏Σ(゚Д゚)
話して歌ってピアノも弾けるの!と驚いてたら、保育士さんなので弾けるのですね。
まるで独演会やなあ、と思ってたら、ご自身で
歌いたかったから、
弾きたかったから、
と言われてて、そりゃもう言うことないなあ、と。
やりたいことを気持ちよくやってるのって、見てる方もすがすがしいですね。
初めは、このおっさん何するんやろ、と思ってましたが(^_^;)
最後に、自分を変えたくない、って思いもあるだろうけど、5%だけでも変えてみてください、とのお話があって、「ああ、それくらいなら出来るんとちゃうかな」とハードルが下がった気がしました。
講演終わって、託児に預けていた子供を迎えに行くと、「みてみて!こんなんつくってん!」とニコニコ笑いながら、母ちゃんに抱きついて甘えてました。
否定する言葉をついつい投げ掛けちゃってますが、3つのサインを全部まとめて出してくれてるので、うちの子は両親を大好きだと思ってくれてるようです(^^)