読書感想絵#005「言葉ダイエット」

今回読んだのは
橋口幸生著
「言葉ダイエット」

です。

文章書くのは苦じゃないので、ブログ記事やSNS投稿以外の、会社での議事録や書類作りなどもある意味好きでやってるのですが、

とにかく長くなりがち

喋った時の「立て板に水」だったら良いのですが、どちらかと言えば
「マシンガントーク」「怒涛のように喋る」みたいな感じかも・・・(^◇^;)

と、自覚してる私が飛びついたこの本。

今回もまずは絵から始めます。

言葉ダイエットの読書感想絵

書いて書いて書いて…消す。これしかないのですね。

読んでみての感想です。

この本に書いてるような観点を持ちながら、文章が生み出せるのが理想ですが、脳内でそれを仕上げるのは多分無理だなあ…と。

となると、この次に書いてる
「消す」
=「ダイエットする」
=「書いたものを読み返して、推敲する」

のが現実的なのでしょうね。

前に読んだ資料作りの本で、
 一旦頭の中にあることを全部紙に書き出す
  ↓
 全体を俯瞰して見て、組み立てる
のが良い、と書いてたのを実践した時にも
 案外、頭の中のメモリ領域って窮屈
だな、と感じたので、
 書く=自分の考えを吐き出す
  ↓
 消す=第三者目線で文章を整える

って、2段階で進めるのは、まわり道のようで、実は近道なのかも、と思ってます。


「書くこと」以上に「消すこと」が重要

ここの見開き2ページだけで、この本買った元が取れたなあー、と思いました(^○^)
特にこの部分。

広告主はもとを取るために、あれもこれもと情報を詰め込もうとします。
しかし、ほとんどのテレビCMは15秒しかありません。
ポスターなんて数秒見られればいいほうでしょう。
ウェブだって、せいぜい2、3分です。
いらない情報と判断された瞬間、停止ボタンを押されます。
そんな状況で、効率的に伝えるために情報を取捨選択するのが、コピーライターなのです。

言葉ダイエット p11

言われてみれば当然ですが、そうですね。
パッとど真ん中を突く本質的な言葉が下りてくる、ってよりは、
 木を削り出して作る職人
的なお仕事ですね。

プロがこう言ってるんですから、素人は書いちゃ消し、書いちゃ消し、を繰り返して当然ですね。


文章が長くなるのは「読んでもらえる前提でいるから」

一つ前の引用部分にも通じるこの一文。
刺さりますね。えぐりますね。

そうなのですよ。
仕事で書く文章は、ある程度相手に「読む責任」があるので、ポイ捨てされることは少ないです。(門前払い的な却下はありますが)

一方で、プライベートで書く文章、そうまさにこのブログ記事なんて、
 読まなきゃいけない人なんて居ない
 読んでもらえなくて当然

のが大前提。

クーっ(T ^ T)
つらい。つらいけど真実。

目を止めてもらえるように、
目を止めてくれた人に門前払いされないように、言葉ダイエットがんばろ。


ひとつの文章に書く内容はひとつに絞る。読点をたくさん打つ必要を感じたら、まず文章そのものを見直してください

これね。これ。
分かってるんですよ。
でも、できない(><)

何でしょうね、読点(、)で繋いじゃうのって。
クセなのかしら。

自己分析としては、
 一文で言い切るのが不安
 だから「〜なのですが、〜」と後半に打ち消して一文全体をマイルドにしたい

のだろうな、と。

最難関な気がしますが、ここを崩せば変わるかも。
(あ、ここも「が、」で繋いじゃってますね。短い文だからご勘弁を・・・)


解釈がブレようのない具体的な言葉だけを使うことが大事

これは分担の問題ですね。
見た目は写真に譲る、これに尽きます。
どこまで詳細に描写しても、読み手の想像力に委ねるしか無いですからね。


違和感を感じる、文字をとにかくデカくする、英語は意味から逃げない

この3つは、目を引いたのでどうしても入れたかったのです。

違和感を感じる
いつも書きたくなって、脳内で打ち消す作業が発生してます。
何か違うなって「感じてる」から、文末の「感じる」が先に出てくるんでしょうね。

感覚としては「違和感」が「ある」、とは違うんですよね。
「違和を感じる」って書いてやろうか、って思うこともあります。

文字をとにかくデカくする
笑っちゃいましたが、効果的ですね。
物理的に入る文字数が減りますから。

パワーポイントの資料作ってる時に
 1枚のスライドに入り切らない
  ↓
 文字の大きさを小さくして押し込む
をやっちゃってるので、まずコレを止めないと(^◇^;)

英語は意味から逃げない
直接ダイエットには関係ないですが、へー(°o°)って思ったのでご紹介。
確かに、当たり前のように使ってる熟語も、よく見たら「漢字」が「意味」を表していないものもありますね。


長くて回りくどい文章を書く人は、仕事より自分が嫌われないことを優先している

これも「読んでもらえる前提でいるから」と同じく、刺さりました。
刺さりすぎて重傷です(^◇^;)

例示されてた再提案の依頼とか、お詫び文章はまさにこれにハマりがちです。
 「短い=失礼」の思い込み
でついつい、定型文的なフレーズを入れてしまいます。
下手に文章書くのが得意なだけに、スルスル出てくる・・・

長さ、で測るんじゃなくて、
中身、で勝負しないとダメですね。

ここを読んでいて、会社でシステムのトラブル発生時の連絡について話していた時のことを思い出しました。
 申し訳ないとかお詫びの文面はどうでも良いから、
 何が起きてるのか、どうして欲しいのか
 要件を端的に言いなさいよ

とみんなが口を揃えて言ってましたね。

お詫びを受ける方は結構ピンと来るものなので、興味あるのは中身なのですよね。


読み手としての訓練が不足、読みやすい文章をマネする

私が「書く」ことが苦ではない理由もコレかも知れません。
通学時間が長かったこともあり、ひたすら本を読んでて活字中毒なのですよ。

書籍やこの本で例示されていた広告は、書いた人も相当表現を悩んだ上に、たくさんの人が読んで、推敲した結果が世の中に出ます。

それと比べると、ネットの記事は「表現」よりは「鮮度」が優先されるので文章としては荒削りな気がします。

ましてや、SNSやブログは個人が書いたら投稿ボタンを押す、が普通で推敲やチェックが入らないので、文章をマネする対象とはならないですね。

文学作品を読め、と言われるとハードル上がりますが、やはり編集のプロが関わる「書籍」をある程度読むことは大事かと思います。

それにより、
 自分の中に表現を蓄積して、
 書く時に適したものを引っ張り出す

って出し入れする筋力が付くのだと思います。


まとめ

確かに揚げ足を取られるのは、不安ですからね。
とは言え、全方位外交、八方美人は現実的に無理です。
それを目指すと、当たり障りの無い、
 何の主張もない透明な文章
になってしまいます。

そうなるくらいなら、
 私はこう思ったんだ、こう考えたんだ
と開き直るくらいの心意気で直球勝負するのが、読みやすさへの近道ですね。

自分の考えを主張するための「理論武装」はしっかりとするべきだと考えます。

ですが、この本で出てきた贅肉のような「鎧」で守ることは止めて、中身の良し悪しで勝負したいですね。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2021