2019/09/14 富山100人カイギ~くすぶりをカタチに~でグラレコしてきました!

コトの始まりは8月末に届いた
 9/14って空いてます?
 グラフィックの依頼が来てるのでスケジュール確認です!

とのメッセージ。

その日は昼間なら行けそうなので「何時ですか?」と返すと、
 富山まで行くので
 車で朝5時に出発して
 ワイワイドライブ〜

との返事。

それへの私の返事は…

そりゃ行くでしょ(^^)
こんな工程、やりたいって言ってもできませんからねえー

という訳で、今回のサブタイトルは

40過ぎたおっさん4人が
前日から泊まりがけで集まって
朝5時から車1台に乗り合って
5時間掛けて富山まで行って
イベントでグラレコして
終わったらすぐまた車に乗り合って
また5時間掛けて帰って来る
クレイジーな旅

でございます。

さて、今回お呼ばれしたイベントはこちらです。

富山100人カイギ 〜くすぶりをカタチに〜
https://www.kokuchpro.com/event/2b99a97098dbbfca6216a22d4d20a148/
(公式が見当たらなかったので、代わりにこくちーずのページです)

チラシはこちら

富山100人カイギのチラシ

前半のゲストのお話や後半の対話を、グラレコで描いてほしいとのご依頼で、分担して描いて参りました。

おっさんたちの前夜祭

朝5時に車で出発する計画なので、始発に乗っても間に合わない…
 って言うか始発5時半やん!
 乗った瞬間遅刻やん!

家で寝て夜明け前に車で行くかな、とも考えましたが、前夜祭の計画も進んでたので私も前乗りすることに。

金曜の仕事終わりのおっさん4人が集結して、前夜祭を始めたのが22時半頃
買った惣菜とか乾き物をツマミにする、って思うでしょ、でしょ。
でもねえ。料理男子が2人も居ると豪華なのですよ。

前夜祭の料理たち
前夜祭の料理たち

今日届いた資料を確認しながら、ご機嫌に飲み食いしてると、
あっという間に1時半∑(゚Д゚)

明日5時に出るってことは、4時半には起きなあかんよなあ
寝坊したらシャレならんよなあ…と言いながら就寝。

兵庫〜富山7府県制覇!

寝たのが1時半過ぎでも、そこはさすが40も過ぎたおっさんたち。
ちゃんと4時半に起きて身支度。朝イチのホットコーヒーが身体に染みるう。

往路はこんな道のりでした。

兵庫~富山までの往路
富山までの道のり

富山にむす部四銃士見参!

イベントが10時開始で、駐車場に着いたのが10時過ぎ
駐車場で慌ててむす部Tシャツにお着替え
会場に入ったらちょうど今から始まるところで、セーフ…ですよね(^_^;)

当日のスケジュールは、このグラフィックでご覧ください。
斜めからの写真で見づらいかな…
イベントと同時進行で絵が描き足されて、終わった時に完成しました。

今日一日のイベント内容を描いたグラフィックです。
今日のイベント全体を描いたグラフィックです

ざっくりとした流れはこんな感じ。
各プログラムにグラフィッカーが割り当てられて描きました。

オープニング・自己紹介
  ↓
お2人のゲストトークと対話(午前)
  ↓
ランチトーク
  ↓
お2人のゲストトークと対話(午後)
  ↓
全員でOST
  ↓
クロージング

オープニング

今日一日の進行は鈴木さよさん。
ただの司会役だけじゃなく、
ゲストトークではグラフィックも描いて、
対話やOSTではファシリテーターも務められます。

鈴木さんのプロフィールはこちら
 ↓
https://www.tagayasulab.com/about

まずは全員が輪になって座って、今日のイベントの説明と自己紹介。

私たちグラフィッカーも紹介頂いた上に、一言ずつご挨拶させてもらいました。

「グラレコしてくれる人たちです!」と紹介してもらえるだけでも、
何をする人たちかしら?(・・;って視線が無くなるので、十分ありがたいです。

でも、こうやって一言でも喋らせてもらうと、参加者でも主催者でもない微妙な立ち位置としては、場にスッと馴染めると言うか、受け入れてもらえた感がありましたね。

オープニングの様子
オープニングの様子

私がグラレコしたのは午後のゲストトーク

私は4人のゲストの最後に登場された、前田隆行さんのお話をグラレコさせてもらいました。

事前に頂いたスライドを見ると、引用・写真・キーワードで構成されてるので、その場で喋ることを組み立てる方なんだろうなあ…と思ってすぐに予習終了(^○^)

今回「も」似顔絵は、バディを組んだ相方にお願いしてしまいました。
ええ加減逃げずに描かないとあかんのですが…。

さて、今回のゲストトークのグラレコは、終わった後に参加者の皆さんにペンを持ってもらいます
そして、近くの人と印象に残ったことや感想を話して、それを直接グラフィックに書き込む「ギャラリートーク」の時間を設けてます。

なので、グラフィッカーには
「参加者の皆さんが書き込むためのスペースを十分に空けて描いてください」
との指示が出ました。

キャー
余白空けなー(;゚Д゚)

はい。
いつもテトリスばりに詰め込んで余白が無いので、最大限気をつけねばなりません。

頭の中で
 余白、余白
 詰めない、詰めない

とずっと念仏のように唱えてました。

で、前田さんのゲストトークスタート。
イベントも終盤に来てて疲れも出てくる頃…なんてことを感じさせない盛り上がり。

何でしょうね。
前田さんはめっちゃ物腰が柔らかい方で、森本レオか!ってくらい心地よい声と語り口なのですよ。
でも、スーッと耳から入って抜けていく訳じゃない

話し方だけじゃなく、話の組み立ても丁寧だからかな、と。
何かベテランの落語家さんみたいだなあ、とも思いました。

そんな感じに心地よく聴いてる場合ではありません。
描かねば、余白空けねば、と唱えて描いたグラフィックはこちら。

前田隆行さんのゲストトーク グラフィック1枚目
1枚目
前田隆行さんのゲストトーク グラフィック2枚目
2枚目

前半はどう描こうか、どこが切れ目か、に迷いが有ったので中央らへんが詰まってしまいました。
まだまだサッと映像化する修行が足りませんね。

この後のギャラリートークで皆さんが描き込まれるので、私が描いたのと見分けが付いた方が良いかな、と基本は黒で描いて、着色は灰色と黄色だけにしてみました。

ちなみにこの前田さん、まちだ大學ラジオ放送局でパーソナリティもされています。
facebookの投稿で拝見して聴きましたが、語り口は変わらず柔らかだけど、熱いっす。通勤のウォーキング中に楽しませてもらいました(^^)

DAYS BLG!前田隆行がこれからの介護(next care、略してネア)についてトークする番組です
https://note.mu/u_machida/n/nd7bab299b966

描かせて頂いたご縁で前田さんと記念撮影♫

グラフィッカーの私とひめくま氏、前田さんでの記念撮影
左が私、中央が前田さん、右がバディを組んだひめくま氏

ギャラリートークとワールドカフェ

ギャラリートーク

ホワイトボードに模造紙貼ってグラレコしたそのままの状態で、皆さんがグラフィックを囲んで話しながら、感想や気になったことを書き込みます。

たくさんの対話が生まれていました

今までは、自分で描いて少し着色したら完成、だったので、他の人が描き込むって新鮮!
打ち合わせで聞いた時は、自分の中に「描き込まれるのが嫌だ」って思う気持ちがあるんじゃないかな…と不安に思ってたのですが、そんなことも全然なくほほー(^◇^)って感じでした。

しっかりと「感想を共有する」時間があるって大事ですね。

今までのイベントでも、次のセッションまでの間、とか、会場撤収までの時間、とかお話する時間が無い訳では無いけれど、自由時間の使い方として「共有してもいい(しなくても良い)」って程度

でも今日みたいに「共有してね」って時間を設けたら、向き合い方が変わりますよね。
特にお話聞く→グラレコ見る→共有する、と連続してるのもあって、消化不良感が無いと思いました。
(喋り足りないわ!って方が居たかも知れませんが)

ワールドカフェ

ゲストトーク×2+ギャラリートークが終わったら、5人一組で鈴木さんが発表した問いを元に対話をしてもらいます。

午前の部 問1と問2
午前の部 問1と問2
午後の部 問3
午後の部 問3
毎回席替えして、はじめましての皆さんでも盛り上がりました

最後はOST

今日のイベントの最後は、参加者が出したテーマを元に自由に対話をするOST(Open Space Technology)です。

出してもらうテーマは
「未来に向けて一歩踏み出すために、今ここにいる私たちと話し合いたいことは何ですか?」

OSTの4つのすごし方・2本足の自由・4つの当たり前 と 今回のテーマ
OSTの4つのすごし方・2本足の自由・4つの当たり前 と 今回のテーマ

テーマを考えてもらう間に、お話されたミニトーク。
よく聞く「やってみないと分からない」の先にあることなのかな、と思いました。

まず、とにかくやってみる。
やってみたからこそ、人からの意見がもらえる。
人から意見を言われて、初めて自分がやりたい!って思ってたことが出来てる、って気付けた。

逆に、人から言われて、これって自分がやりたいと思ってたことじゃない!って気付くこともあるでしょう。

動いたからこそ、反応が得られる、
動かないと、反応も無い。
動けば世界は変わるし、

動かなければ何も変わらない。

その動く原動力が、今回のテーマである「くすぶり」なのかも。

さて、挙がったテーマにグラフィッカーが入って、対話を描きました。
話し手も自由。描き手も自由。

私が入ったテーマは、
「薬剤師カフェ どんな事を求めますか?どんな風なら参加したいですか?」

「薬剤師カフェ どんな事を求めますか?どんな風なら参加したいですか?」のグラフィック
OSTで描いたグラフィック

薬剤師や医者に対する想い、期待とのギャップ、かなり熱量の高い対話でした。

今日のイベントは感無量

イベントのことではなく、とてもとても個人的なことなのですが、今日のイベントでファシリテーターを務められた鈴木さよさんは、私が初めて参加したグラレコのセミナーの講師でした。

その時の写真です。

2018年2月のグラレコセミナー

絵とか字とか「描くこと」の技術的な話が聞けるのかな、と思ってたら、まずは「場」の話で面食らった覚えがあります。

当時は「えー、描くんじゃないのー?」と思って聞いてましたが、今となっては少しは分かってきました。まだ少しですけどね(^^;)

はいどうぞ!と全く知らないところでペンを渡されて、いきなり描けと言われても、なかなかそれは難しい。
まあ、描けなくはないけど、それはもう見切り発車、独りよがりでただ描くだけになりますよね。

「描く」行為だけの狭い視野じゃなく、「描こうとする場・人・空間」を広い視野で感じるって話を一番初めに聴けたのは、今思えば有難いことです。

グラレコ始めて1年半で、その鈴木さんと一緒にお仕事が出来たんだなあ…(ToT)と一人噛みしめてました。まさかの富山で(^^;)

さあーて、また5時間掛けて兵庫県まで帰りますよー!

結局帰り着いたのは日付が変わる頃…

復路の道のりはこちらー

富山からの帰りの道のり
富山からの帰りの道のり

途中で晩ご飯を食べたり(白魚甘かったー)
満月記念に月見団子ならぬ月見みたらし団子を食べたりしてたので、帰って来たのは日付変わる頃でした。

長丁場の移動なので、交代しながら運転。
ただ、行きはイベント開始に間に合うかどうかの瀬戸際でもあったので、私は免除してもらって、帰りにハンドル握りました

生きるか死ぬか程の破滅的な運転テクではないけれど、上手い訳でもない法定速度ドライバーなので、晩ご飯食べたサービスエリアから小一時間高速道路だけを走りました。

いやいや普段は小型貨物のハイエース乗りなので、同じ感覚で操作したらビックリΣ( ̄□ ̄|||)

ちょっとアクセル踏んだだけで、ブン!って120kmなんかすぐ出ちゃう
ちょっとハンドル回しただけで、ギュンって向きが変わっちゃう

ああ怖、ああ怖( ノД`)

あんなに簡単にスピード出るなら、みんな飛ばすわ。そりゃ。
うちの車は結構気合い入れてアクセル踏んだって、100kmがええトコよ。
そっから更に速度上げようと思ったら、かなりの意思を持って踏まないと出ないわよ。

と言うことで、足掛け2日のクレイジーな旅はおしまい\(^o^)/

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